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2022年10月11日
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【お客様インタビュー】宮田様|ダイニングテーブル



今回NeoLiTHの造作ダイニングテーブル天板の製作をご依頼いただいた宮田様ご夫妻。
LIXILのシステムキッチン「リシェルSI」の購入と共に、7人掛けの大きなテーブルをお探しだった宮田様に、NeoLiTHでテーブルを制作しようと決めた理由や実際の使用感など、詳しくお話を伺いました。


▍子供を見守りながら料理ができるダイニングへ





――以前のキッチンはどのようなキッチンだったんでしょうか。

奥様:「キッチン自体は築45~6年で、ステンレス製の窓向きキッチンでした。
シンクも今のもののように大きくはなく、ダイニングも背中側にあったので、後ろが見えない形で料理をしてお皿を渡していました。」

――使い勝手が良いとは言えないキッチンですね。

奥様:「そうですね。昔ながらのキッチンだったので、暗く古くて狭いことがずっと不満でした。
それに加えてダイニングが後ろにあることで、料理をしながら子供たちのことを見ることができなかったという点も不安でした。
新しいキッチンはリビングを見ながら料理をすることができるので子供たちの様子も見られますし、安心していられます。」

――単純に調理だけに限らず生活面でも大きな変化があったということですね。


▍デザインに一目惚れ




――今回新築で家を建てるにあたってキッチンもガラッと変えるタイミングになったということでしたが、どうしてLIXILリシェルSIのセラミックトップを選んだのでしょうか。

宮田様:「展示場でリシェルSIを見て一目惚れしました。妻が『これはいい!』って言って。
最初にこの特徴的なデザインを気に入って、その次にセラミックトップの機能面も意識して採用を決めました。」

――リシェルSIを購入された後、ダイニングテーブルを購入するに至った理由は何ですか。

宮田様:「私の働いている会社の関係で加工工場の関係者の方とお話をする機会があり、仲良くさせていただいて制作を依頼したという形です。
元々ダイニングテーブルは購入予定だったのですが、7人掛けのサイズの大きなテーブルを探していたので、なかなかぴったりのものが見つからずにいたところ、天板と同じ素材で造作テーブルを作っていただけるということで、たまたまご縁があり制作をお願いしました。」

――完成後初めてダイニングテーブルを見た時はどうでしたか。

宮田様:「まずその大きさに驚きました。」

奥様:「家に帰ってきて初めて見て、『わあ~!かっこいい~!』って。」

宮田様:「初めてうちに来るお客さんも『こんなでっかいテーブル見たことないよ』っていうので、やっぱりインパクトは強いんだなと思いましたね。」



家族との食事の時間がより一層楽しみに





――1か月経ちましたが、ダイニングテーブルの使用感はいかがでしょうか。

宮田様:「メンテナンスに関しては本当に拭くだけで綺麗ですし、傷なども気にならないので、期待していたものを超えてくれています。一生使えちゃうんじゃないのと思うくらい。
特に気に入っていることは、いままでは鍋敷きを敷いて置いていたお鍋などの熱いものを、そのまま直接テーブルに置けるところですね。」

――以前と何か変わったことはありましたか。

宮田様:「いままでは大皿料理がメインでした。家族の人数も人数なので、テーブルの真ん中に大皿をドーンとおいて、ご飯とみそ汁だけ個別に盛りつけるっていう感じだったんです。
それがダイニングテーブルを買ってからは一人一人のスペースが増えたので、きちんとひとりずつランチョンマットをひいて、小皿で一人前ずつ盛り付けるようになりました。
盛り付け方を変えてからは、普通の煮物でもなんか高級感があるように見えたり、おしゃれに見えたりして、よりいっそうご飯を食べることが楽しみになりました。写真もたくさん撮るようになりましたね。」



いいものを大事に長く使いたい方へ





――ダイニングテーブルのデザインに関して、こだわった点はどこですか。

宮田様:「当初はテーブルの厚さを60mm程度で考えていました。ただデザインを相談しながら制作していくうちに、こちらから工場に支給したテーブルの脚が角度によって厚みが変わって見えるデザインのため、両者のバランスを考えた結果として、現在の40㎜に落ち着きました。結果的には厚さがちょうどよく、すっきりしてみえるので良かったです。」

――最後に、セラミックトップのテーブルをどのような方におすすめしたいですか。

宮田様:「グレイ系のキッチンと合うテーブルを考えている方にはとてもいいと思います。空間に見た目の一体感が生まれるので、ガラッと雰囲気が変わると思います。友人にも新築でキッチンをリシェルで考えている人がいますが、そういう人には是非お勧めしたいですね。家と同じく初期費用はかかるとしても、メンテナンス費用なども含めて長い目で見ると、長く綺麗に使える方が最終的なコスト面でもいい買い物になると思います。」




【制作Sideより】




今回7人掛けの大きなテーブルの天板ということでお話しを頂き、打ち合わせを重ねている上でテーブルの高さに制約があることが分かりました。
キッチンのサイドパネルにコンセントが設置されており、テーブルの高さは750㎜ぴったりに仕上げる必要がありました。
通常は木下地に天板を貼るのですが、脚との接合に強度的な問題があることからアルミフレームを使って制作を試みました。

このカラーの表面はデジタルプリントだけではなく釉薬を重ねて奥行きを出してあり、この独特な手触りと風合いは他のセラミックにはないNeoLiTHの特徴です。
キッチンとダイニングテーブルの天板を揃えることによって一体感のあるダイニングキッチンになったと思います。

今回、下地材に通常使わない材料を使用したことで新たな方向性を見いだすことができました。
新しい試みを快諾していただき、何度も打ち合わせの時間を頂いた宮田家皆様には大変感謝しております。

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